ネバールくん最後の告白
本日もご訪問ありがとうございます。『恋の鉄人285』です。※このブログに初めて訪問された方はコチラ【第一話】
【第五十話】
前回までの恋の鉄人285は。。。) E加さんの誕生日プレゼントにしようと、海外ブランドのリングに目をつけていた私。E加さんを連れていざその店舗に足を運びますが、思いのほかE加さんの表情は優れません。結局、誕生日プレゼントは後日ということに・・・。
その後、E加さんの誕生日ディナーをまたまたホテルの高層階で夜景を臨みながら共にする私たち。そこでも相変わらず私の話題の中心は“正式な付き合い”のこと。今だにそこにこだわっているのです。
「そろそろ付き合いを承諾してくれてもいいんやない?」「前にさぁ、同棲をしていたことがあったって言ったやん?その間、自由を奪われていたような感じで、それが苦痛でさ。だから今の自由さは暫く手放したくないのが本音なんよね〜」。同棲なんて誰も言ってないし・・・と内心思っていた私ですが、「ただ、今の状況のままでいいのであれば。仮にというのならいいけどね」とまた中途半端なカタチで返事をよこす彼女なのでした。まぁ今から考えるとその対応は当然ですけどね。
たったそれだけのことなのに、気分をよくして店をあとにし、エレベーターで2人きりになった途端、彼女の手をとり、握りしめる私。(←はい、セクハラです(笑))相変わらず彼女の手には力が入っておらず、あつかましくも「はい、力いれてみて」なんてリクエストして、なんとか彼女も応えてくれたのですが。(←ほんと、すみません(笑))
エレベータを出て、ふとE加さんが私の握った手をおでこに持っていき「なんか熱くない?」と。確かに熱い!食事の途中から頭痛がすると言っていたのは、発熱のせいだったのかと、ちょうどホテルのエントラスにタクシーが停まっていたのでその車に彼女を乗せ「タクシー代、ほら」と言うと「大丈夫」と私を制し、そのままその車で帰途に就くE加さんでした。

体調が優れない中にもちゃんと私との約束を果たしてくれるあたり、それなりに思ってくれているのかもという期待はあるものの、関係性はほぼ変わらずに時間は過ぎていきます。自分としても、なんとか発展させたいという気持ちはあるけれど、何か劇的なイベントでもない限り、始終「付き合って」と口にしているのもさすがにダサいと感じてはいました。
それからも何回かデートを重ねますが、自分からも思い切った誘いをするわけでもなく、いつも無難な時間にはデートを切り上げるのでした。
私が待っていた劇的なイベントも会うこともできぬうちに過ぎてしまいました。そう『バレンタインデー』です。ここで、私も真面目に交際を申し込もうと目論んでいましたが、見事に外されました。しかしながら、1ヶ月後の『ホワイトデー』には会えるとの返事がありました。E加さんは「バレンタインのチョコは買ってあるねん」とは言ってくれていたので、私も何かしらお返しを準備して当日、久しぶりのディナーで会うことになりました。
お互いにチョコと私も準備していたプレゼントを交換し、いつもならこのディナーでお開きのところ、「今日はもう少し時間ある?」とE加さんをホテルの高層階のバーへ誘いました。これもまたS奈さんの時と同じ行動パターン(【第二十話】参照)ですが、さすがに学習能力があるので、ビジネスホテルをとっていたりはしません。とは言え、ここぞとばかりに、この日はかなり強めに「付き合ってほしい」と押していたと思います。とうとう彼女も根負けしたのか「ちょっと前向きに考えてみる」という言葉を引き出すことができました。
やはり会計時にはS奈さんの時と同様、ディナーより高くつくアルコールめ、と少しここへ来たことの後悔の念を抱きつつ(笑)、化粧室でメイクを直しているE加さんを待ちます。

そして、また下階へと向かうエレベーターで2人きりです。今日は多めにお酒も入っているせいか、大胆な自分がいました。少し身長差のある彼女の口元に向けてかがみ軽〜くキスをしました。ほぼ、彼女のつけ直したリップクリームのミントの香りが私の唇にもついたくらいで、感触を感じるほども触れていない、フレンチにも至らないレベルです。でも、百戦錬磨の女性はこんなことぐらいでは動じません。嫌がる素振りも見せるでもなく、特に何の反応もしないまま地上階に降り立ちました。でも当時の私にとっては、その素振りは受け入れてもらえたと思うんですね。単純ですね。バカですね。
当然のように、そこからは手をつないで彼女の乗る列車の路線へと向かいます。なんか、意気揚々と世界制覇でもしたようなルンルン気分な私なのです。
しかしその私の浅はかな行動は、その後のE加さんとの距離をさらにぐっと開けてしまう結果を作り出すものとなったのです。そうとも知らない呑気な私は、いつもより軽快な足取りで帰路についていました。
そんな彼女の気持ちの変化をまったく理解していない私は、もうE加さんを“カノジョ”として認識していました。定期的に行うチャットでは「付き合ってるんだからもう少し関わりを深めていきたい」という私に「付き合う=エッチする、ということがすごくプレッシャーになる」という風に言っていました。当時の私は、まるで若い男の子のように、「付き合う」ということは「する」こととイコールのように考えていて、だから「付き合いたい」としきりに言っていたような軽薄な男でした。私がそういうことを求めているということはE加さんにも当然わかっていたことでしょう。ですから、私がそんなことを言い出したタイミングくらいでE加さんからの食事の誘いなどはほぼなくなりました。


そんな中、痺れを切らした私がE加さんに提案したのがいっしょに旅行に行く計画でした。もちろん、そんな大掛かりなものではなく、電車で気楽に行けて一泊して帰るくらいの軽い内容のものです。これであれば、ただただ「する」のではなく、いっしょに泊まることでそういう状況に自然になる方が受け入れやすいのではないかと判断してのことでした。まったく会える気配もないので当然、チャットでしゃべったタイミングでの提案でしたが、この時も特に反対するわけでもなく、「わかった。考えとく。」との返事をくれていたのです。「ただ、いつも男のことでは母親に相談してるので、旅行のこともまず相談しなきゃいけない」と突然高校生のようなことを言ってよこすE加さん。「は、はぁ・・」と生返事を返すしかなかった私でした。
そりゃあ、今ならわかりますけどね。なんとかして深い関係になることだけは阻止しなきゃならないと。E加さんのその時の生活状況はよくわかりませんが、決して私と付き合えるような状況ではなかったのでしょう。たとえばすでに彼氏と同棲中だったりね。でも私がいつまでも諦めないので彼女も根気よく付き合ってくれていたわけです。そういう意味では私が本気だったということだけは認めてくれていて、ギリギリのところで避ける方法をなんとか探ってくれていたのでしょうか。今でも不思議なのは、面倒くさくなれば普通なら早めに連絡を全面的に拒否すればすむだけのことなのに、彼女はなぜそうしなかったのか。私がストーカーにでもなってはいけないと思っていたのでしょうか。(案外その当時でも私はO型の面倒くさがりでアバウトな性格なのでストーカーのような細かいことはまずできなかったと思いますが(笑)。)
そしてその旅行の日程が迫ったある日、E加さんから連絡が入ります。
【第五十一話】に続きます・・・。
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