学習しない自分
本日もご訪問ありがとうございます。『恋の鉄人285』です。※このブログに初めて訪問された方はコチラ【第一話】
【第八十三話】
前回までの恋の鉄人285は。。。) 可愛らしい女の子っぽい雰囲気の女性N南さん。彼氏と言っていたのは実は旦那さんのことでした。彼女の気持ちだけで離婚するというのはなかなか難しいだろうなぁとは思っていましたが、せっかくの縁なのだから、しばらくは近くにいて彼女のサポートをしようと思っていました。
N南さんとの初めてのデートは、とても楽しい時間ではありました。
ただ少し感じたのは、お互いの微妙な距離感。画面を通して話しているのとリアルとでは、私の印象が違ったのかも、そもそもタイプでなかったのかも知れません。もちろん年齢差も大きいのでそう感じることは仕方ありませんし。実のところ私自身も、その距離感はちょっとした違和感として捉えていました。さすがにこれだけ女性と関わっていると、反応の良し悪しはわかってきます。でも今までの私は、なんとなく女性に対して及び腰で決め手に欠けているという自覚もあったので、あえて多少厚かましく接していくくらいでもいいのかなとその違和感に無視を決め込んでいました。
そんな中、N南さんは旦那さんとの生活を離れ、実家に戻りました。やはり、その後は実家の近くに家を借りて独り暮らしを予定しているようです。今は、地元の友だちに、戻ってきたことを知らせて会うのに忙しく、あれだけ毎日のように交信していたのが嘘のように、やりとりの数は減っていました。以前、付き合っていたN南さんから一方的に別れを告げられた後に、胸に穴の空いた状態でなかなか平常心に戻れない時期があったので、N南さんの連絡が少し途切れたくらいではさすがにそこまで落ち込むようなことはないのですが、薄情だなぁとかは思っていた気がします。でも今考えるとそんなもの当然で、若い女子は毎日楽しいことだけを考えるのが仕事です。N南さんも久しぶりに拘束された結婚生活から離れることができて、羽を伸ばせて大いに楽しかったのでしょう。

そんな中でも何かと連絡は入れてくれているN南さん。独り暮らし物件を探していた中、いろいろ不動産業者をあたり、内見を繰り返していた時、その業者の中の一人がガチで口説いてきたと言います。個人情報をすべて知られていてめちゃくちゃ怖かったので丁重に断ったと言いますが、そういう輩も増えているので、女性の皆さんも引っ越しの際、特にギラギラした若い不動産業者には気をつけてください。
そんなこともありながら、なんとか彼女が物件を決めた後のある日の連絡で「今日は旦那といっしょだったの。旦那はまだ別れたくないと言ってるし」とのことでした。旦那さんはN南さんのお母さんに“自分は別れたくない”という意思表示をしに来たのだと言います。「N南さんの気持ちを取り戻せるよう努力する」とも言っているようで、N南さんのお母さん自身も離婚はさせたくないと思っているのだそう。ただN南さん自身はそんな旦那さんの思いにあまりなびいていないようで「離婚したいという気持ちがあるのは自分だけみたい」と嘆いていました。まぁどちらか一方的な希望だけで簡単に離婚できるほど結婚制度は甘くないので、結論までにはまだまだ先は長そうです。N南さんとしても、もう物件を借りてしまった流れ上、しばらく別居してまずは半年様子を見たいということを旦那さんに告げたようでした。
その後、N南さんは実家のそばにあるマンションに引っ越しを決め、元々約束していたので、カーテンなどの生活用品数点を引越し祝いとして彼女に送りました。

そんなバタバタと多忙な毎日を送っていたN南さんとは、なかなか顔を合わせる時間もなく、2回目のデートまでには結構な時間が流れていました。彼女の新しい住まいには愛犬もいて、2回目のデート予定の朝に「愛犬の調子が悪いので病院に連れて行ってくるよ。また連絡するね」と連絡が入っていました。私も「心配だろうから今日は中止にしよう」と応じていたのですが「お礼の品を渡したいのであまり時間はないけど今日会えないかな?」とのこと。そんなN南さんの好意に応じて夕食をいっしょにとることにしました。
久しぶりに会った彼女と夕食をとりながら話を聞いていると、『ライブチャット』で知り合った中にスポーツ選手がいたらしく、最近仲良くしていると暗に私に伝えてきました。もちろん気分のいいものではありません。でも、だからと言って今の自分に彼女をどうこうすることができるはずもなく、お礼としてもらった上等なお菓子のお土産を片手に複雑な気持ちで帰途につく私でした。
しばらく時を経て季節は変わっても、なんとなく微妙な空気が流れるN南さんとの関わり。それでもまだ諦められない私。懲りてないですね(笑)。そして私の得意なデートコース、ディナー付きのライブにN南さんを招待したのです。私の中ではこの日、ある程度決心が固まっていた部分がありました。微妙に距離感のあるこの関係性をいつまでも続けるのはよくないと、ここで一気にカタをつけようと考えたのです。この日は、飲めない酒を多めに口に含み、自分に勢いを持たせようとします。少し気が大きくなり、少し酔った勢いで横に並んで座る彼女の肩をペシペシしながらとうとうN南さんを口説いていたようです。正直、自分が何をして何を言っていたのかさえあまり記憶にないのですが、よく聞くと、私が彼女に付き合いを強制した言い方をしたようで「変にボディタッチをして! 少し時間を頂戴!でも期待はせんといてね!」というきつい言葉は耳に残りました。その言葉に私の酔いも一気に冷め、沈黙してしまいました。まぁつまりは、お酒の力を借りる作戦も失敗したということです。N南さんとの距離はさらに空きましたが、ライブは一人でも楽しめるものなので良しとしましょう。


これだけ悪い空気が流れているにも関わらず、N南さんはライブの最後まで付き合ってくれていました。ちょっと申し訳なくなって最後に「お茶でも行く?」と声を掛けましたが「ううん、いい」と明後日の方向を向いています。その頃には私もすっかり酔いも冷めて冷静に判断できるようになっていました。そうです。“もうやめよう”という判断です。これ以上、N南さんといて、楽しい空気を作ることは難しいと思いました。
彼女が帰る電車の改札前で「どっちかハッキリした方がいいのかな?」とN南さんも同じ思いだったのがわかります。「とりあえず、今日はこれで」と彼女を見送りました。怒っていたはずですが、改札を抜けた後にこちらを気にして振り返ってくれていたN南さん。やはり根はいい人なんですよね。
私も家に帰りついて、酔った勢いで気分を悪くさせてしまったことを反省していました。N南さんが家に戻った頃にあらためて電話で話していると、帰りの電車を途中下車しなきゃいけないくらい調子が悪くなったそうで(私には影響がなかったので食あたりとかではなさそうですが)、やはり私が変にプレッシャーをかけてしまったことが原因なんだろうなぁと本当に申し訳なく思いました。そして、この日を最後にN南さんと一切の連絡をとらなくなりました。多分、N南さんもやっと解放されたと気が楽になったことでしょう。
やはり一番最初に顔を合わせた時の違和感は、最後の最後まで続くものなのだと実感しました。と言うより、この頃から、付き合うことにそこまでこだわらず、友だちでいることに徹していれば、いつまでも仲良くなれるはずだったと思います。だって女性の皆さん、根はいい人ばかりですものね。でもまぁまだ10年以上も前の私に、気持ちを抑えるということをわかれと言っても無駄でしたでしょうけれど。
【第八十四話】に続きます・・・。
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