【恋鉄・恋愛ブログ】第六十九話〜幸せの下降線

怒る女性story

シン・天使とのお別れ

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【第六十九話】

前回までの恋の鉄人285は。。。) 
N歌さんがとうとう大阪を去る日がやってきました。後悔のないように2人の時間を堪能して、N歌さんは彼氏と別れて私と付き合っていくと約束してくれました。新幹線で地元に帰るNさんを見送り、夢から覚めてまた日常に戻っていく私たちでした。

N歌さんが地元に戻ってからも、私たちのやりとりは相変わらず続いていました。以前より、彼女の寂しいアピールは増していき、それにこたえるように、毎朝の通勤時、昼休み、帰宅時は必ずメールか電話でのやりとりを欠かしませんでした。仕事の合間にもメールのバイブ音は鳴りっぱなしだったり、ちょっと行き過ぎかなとも思えたものの、その状況に私自身も少し浮かれていました。
私と付き合って以来、律儀りちぎに『ライブチャット』からも距離をおいているN歌さん。ただ、隔月かくづき、行き来をするためにも収入が必要ということで、私に合わせて週末が休みになる仕事にくことも決まったようです。また、約束通り、彼氏との関係を白紙にしてくれたとは聞いていました。ただ、彼氏の方は、相変わらず彼女のことをあきらめずに「もう一度考え直してくれないか」と連絡を入れてくるようで、つまりまだ完全には関係が切れているわけではなさそうです。
普通なら早く完全に別れてほしいと願うはずなのですが、ただ私自身、その状況に実は少し安心しているふしがありました。彼女の寂しがり屋の性格からして、こうして1ヶ月や2ヶ月に一度くらいしか会えない状況をどこまで我慢してもらえるのだろうという不安と、そうかと言って彼女を自分の近くに呼び寄せるほど経済的余裕がまだない状態。もしかするとこの関係を長く継続するの難しいのではないかと思い始めていたからです。もちろん毎日のように連絡してきてなついてくる彼女のことは愛おしいし、いつまでもいっしょに居られたらどれだけ楽しいだろうとは思っていたのですが、同時に、なんともできない状況にプレッシャーのようなものも感じていました。
そんなこちらの気持ちを察し始めたのでしょうか。時間の経過とともに、あれだけ毎日隙間すきまなく続いていた彼女からの連絡頻度ひんどが少しずつ落ち着き始めていました。もちろん、ウイークデーの昼間には仕事に就くようになっていたので疲れているということもあると思いますが、この頃から、少し気持ちに変化が出てきたのかもしれません。この時は、まだB型女子のことをそこまで理解できてもいなかったので、そんな急な心変わりがあるなんて想像もできていませんでしたし(笑)。あと、彼氏のしおらしくなった対応に少しずつ心が動いているのではないかという雰囲気も感じとれました。話の内容に「なんだかちょっと可哀想かわいそうに思えてきた」とか同情をうかがわせるセリフが出てくるようになったからです。


そういう不穏ふおんな雰囲気の中、しばらくぶりで私が彼女に会いに行く番です。
金曜の夜。仕事終わりに新大阪に向かい、到着するのが割と遅めになってしまうので、部屋で晩御飯を食べようと2人分の駅弁を新大阪駅の構内で買い込んで、彼女の住む最寄駅に向かいます。もちろん雲行きが怪しいとは言いながら、特に仲たがいしたとかいう話ではなく、久しぶりの2人だけの逢瀬おうせをお互いに楽しみにしているのは変わりありません。
到着した私を、N歌さんのいつもの弾けんばかりの笑顔が待っていてくれました。ホテルのチェックインを2人揃ってした後、部屋に入ってはぁ〜と落ち着き、でも入った部屋に妙に違和感を覚える2人。「ベッドが一つに、アメニティも部屋履きも1つよな…」。フロントに連絡して「2人で予約したはずなんですが、これシングルルームじゃ?」と。予想通りの手配ミスで「すぐにツインを用意します!」とまた新たに用意された部屋で今度こそ本当に落ち着けそうです。「2人でチェックインしてるのに、こんなことあるんやねぇ」と笑う彼女が相変わらず可愛らしい。
先に入浴を済ませて、駅弁を楽しむ2人。やっぱり、こういうなんでもない時間がとても貴重に感じます。久しぶりの逢瀬に、濃密な夜を過ごして、ぐっすりと寝込んでしまった私。夜中にふと目を開けると、彼女がベッドから離れて携帯を熱心にいじっている姿が目に入りましたが、またいつの間にか眠りに落ちていたようです。

怒ってる理由もわからない(画像はイメージ)

週末の朝、彼女の見たい映画があるとのことで、映画館のある施設に向かいます。予想に反して意外と面白かったのでずっと観ていたのですが、N歌さんは妙に「興味ないから寝てたんやろー?」と変な絡み方をしてきます。「いやいやちゃんと観てたし」と答えるものの「うそ!絶対寝てた!」とか、正直どっちでもいいようなことを繰り返して言い続けていました。
夕食を駅近の居酒屋で済ませたあとにホテルに戻り、2人で入浴を済ませて落ち着いていると、突然N歌さんが取っ組み合いを仕掛けてきます。元彼とはそういうことをいつもしていたと。なぜ私といる時にわざわざ元彼とのことをとちょっとムッとしながらも、その流れでイチャイチャする流れに。そうこうしているうちにまた私が先に眠気をもよおし、まさに落ちる寸前のところで、N歌さんが唐突に、私の家のことを耳元でいろいろ聞き始めたのです。私も寝ぼけた状態で聞いているのでしっかりは覚えていないのですが“元嫁のこと”“子どものこと”“家族のこと”など、意識が朦朧もうろうとした中で何かを答えていたとは思いますがハッキリ覚えてはいません。


最後の日の朝、早い時間からまた彼女がベッドから離れて携帯を熱心にいじっている姿が目に入りました。でもまだその時は特に気にせず、またそのまま眠りに落ちました。しっかり目覚めた時には、すっかり彼女は着替えて、なんだかすぐにでも部屋を出たそうな雰囲気を漂わせていました。私も手早く準備をして出ようとした時、N歌さんが相変わらず携帯をいじっていたので、冗談ぽく「ちょっと見せて〜」と言い、私の携帯と同じシリーズということに気が付き「よく見たら同じ型やなぁ」と笑って返したのですが、彼女の顔から笑顔が消えています。彼女は「早く行こう」と突き放すように言い放ち、なんだか雰囲気が悪い状態です。まだチェックアウトには時間があり、しかも外は雨、気温も低めなのに。
それでもすぐに帰るとかいうわけではなく、ちゃんとこの日、私が行きたいと言っていた観光スポットには付き合ってくれているのです。でも、傘をさしながら歩く2人の距離は、最初に出会った時よりかなり開いていました。途中でその観光地名物のランチをいっしょに食べている時も、彼女の表情は常に険しく、心ここに在らずといった感じで、ずっと「寒い、寒い」を繰り返しています。風邪をひいてはいけないと思い「今日はもう帰る?」と声を掛けると「もう私といるのが嫌になったんやろ?」と思いもしないような言葉で返してきます。「そんなわけないやん」という私に、顔も向けず、ひたすら不貞腐ふてくされた態度を取り続けます。その雰囲気のままいっしょにいるのも心苦しいので、新幹線の出発時間には早いですが、最寄駅に戻ってきて「じゃあ、先に帰り〜」とうながすとプンとした顔つきでそのまま改札に吸い込まれて行ったのです。何か怒らせるようなことをしたかなぁと思い、改札を通って振り返ることすらせず姿が見えなくなったN歌さんに電話をかけてみたものの、電話に出ることはありませんでした。

【第七十話】に続きます・・・。

※当ブログはほぼ私個人(目線)の私見と体験談で構成しています。私以外の登場人物に対してのプライバシーに配慮し演出をかけている場合があります。ご承知おきくださいますようお願いします。
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