【恋鉄・恋愛ブログ】第四十三話〜色ボケ40男、仕事でやらかす

怒りstory

仕事と付き合えてもない女性のどっちが大切

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【第四十三話】

前回までの恋の鉄人285は。。。) 
『ライブチャット』で仲良しになり、食事を共にしたE加さん。そのコミュニケーションスキルは、恋愛下手の私の心をトロトロに溶かし、忠犬ハチ公から、忠実なしもべへと変化させるほどのものでした。

初回の食事で、プレゼントを交換する際の距離感に興奮をぬぐえないまま帰途きとにつき、さらにチャットでしゃべることで、自分はこの人とさっきまでいっしょに居たんだという妙な特別感が植え付けられた私は、もうE加さんのとりこになっていました。
多分、昨日までテレビで見ていただけの推しのアイドルとの握手会会場で、ファンの男たちが、急に距離が近づいてめちゃくちゃテンションが上がり、さらに握手の後には「もう彼女だけを見ていくんだ」と訳のわからない忠誠心を勝手に抱く瞬間に近いものがあったように思います。何なんでしょうね?この自分だけ特別だと思いたがる男の習性って。今から考えたら、そんなわけあるかいって話なんですが、熱が上がると周りがまったく見えなくなるんですよね。
実際に顔を合わせたことでE加さんの安心感が増したせいか、メールのやりとりなどは以前と比べて増えたのかもしれません。とは言え、彼女と彼氏のようなやりとりではないですし、内容としてはその日あったことをこちらが送った内容に、彼女から簡単に返信があるくらいで、はたから見れば、以前と関係性が変わったと思えるようなことは何もないのです。でも、彼女に対する思い入れが強くなっているせいか、関係性が強固になっているように思い込み、そのおかげもあって、同じことの繰り返しで何も面白みのない毎日を送っていた40代のリーマンが、ちょっとは溌剌はつらつとしていたかも知れません。恋愛の力ってすごいですね。というか、オヤジって単純ですね(笑)。
ただ、毎日チャットするような余裕もない私に気をつかって、以前までチャットをしたあとにだけしていたE加さんとの電話での通話を、彼女がほかのすべての男性とのチャットを終えたあと、毎晩のようにかけてくれるという流れになっていました。相変わらず人気者の彼女のチャットがすべて終わるのは夜中の2、3時なので、寝ぼけた頭で電話するというのは以前と何ら変わっていないのですが、毎日寝不足気味で仕事に行くというよろしくない状態が続きます。


ある日、私が紹介を受けて新たに繋がったクライアントおきゃくさまの仕事を、私自身が別のクライアントの仕事でバタバタしていたため、年齢的や性格的にはかなりしっかりしているものの、仕事の進行においてはまだまだ経験不足という女性スタッフに全振りしてしまっていました。最初の打ち合わせは同行し、指示は出していたのですが、私も自分と長い付き合いのクライアントの仕事を優先してしまったがために、そのスタッフがアタフタしているのを横目で見ながら「これも彼女の経験になるだろう」と勝手な期待と思い込みで、いや、単に寝不足によって判断がおろそかになっていただけだと思いますが、そのまま放置してしまっていたのです。
いつしか、彼女に任せていたその仕事も落ち着いてくれたようで、納品を待つだけとなりました。すると、納品されたモノに欠陥が見られるとクライアントからクレームがつき、その部分を確認すると、こちら側の指示ミスで起こるような内容のものではないのですが、納品した業者がこちらにもある程度の金額を補填ほてんしてほしいと言い出す始末。お金の話はめると厄介やっかいだし、納品優先なので、その時私が所属していた会社の社長判断で折り合いのつくところで手打ちし、再納品となりました。

すみませんでしたーーー!!(画像はイメージ)

さらにひと月ほど経ったある日、社長室から呼び出しがありました。「例の新規クライアントからの入金が確認できない」とのこと。社長からは「キミがとってきた仕事なんだからキミが確認するように」とのご達しが。私も作業を放置していたこともあり、かなり連絡しにくい立場ではありましたが仕方ありません。先方の担当に連絡し、恐る恐る「あの〜お約束の日までに入金がされていないとのことで確認をさせていただきたくご連絡いたしました。」と言う私に、先方は「いや、あんな仕事ぶりでは払いたくても払えない」とかなりご立腹の様子。「だいたいプロだからと仕事を任せていたのに、担当していた子は素人同然じゃないか。ほとんどの段取りはこっちでしたんだから逆に金をもらいたいぐらいだよ!」と怒りは収まるどころかヒートアップ。最終的にはお決まりの「社長を連れて謝罪に来れば考えてやる!」と取り付く島もない状態で電話を切られました。
社長にそのことを報告すると「そんなものキミが放置しているからそうなったんだろう?ワタシが頭を下げる筋合いはない!」と突き放される始末。いわゆる八方ふさがりに追い込まれ、社長室からフラフラと席に戻る私に、この件とは関わりのない、社の営業トップが「状況はわからないけど、同行するだけなら私が行こうか」と助け舟を出してくれました。これに気持ちが救われ、すぐに共に先方に謝罪に向かい、私が放置していたことを心からびました。「もう2度と仕事を出すことはないから!」と罵声ばせいを浴びながらも入金を約束してくれ、なんとかその場をしのぐことだけはできました。


当時は、例の寝不足とメインクライアントの仕事で右往左往し、それに加えてこの精神的ダメージにより、私の顔からは生気せいきが失われていたであろうことも、先方が意外に早く解放してくれた一因だったように思います。
そもそもが、女性のことで抜けて、そのために寝不足になり、まともな判断ができないこんな状態で仕事を続けているとロクな結果が生まれるわけありません。40にもなったオジサンが一体何をやっていたのやら。この体験から、現役サラリーマン世代に言えるのは「仕事と私生活はきっちり分けないとダメ」「その場凌ぎの仕事はダメ」「無責任な仕事はダメ」という全人類が理解しているような基本的なことです。そういうことをしていると、最終的に悪い結果となって全部自分に返ってくるいい見本です。あぁ、まったくもってお恥ずかしい。。。

このこと以降、当然、E加さんとの真夜中電話はしばらく控えることにしました。私ごとで仕事で迷惑をかけるなんて本来あってはいけない話ですからね。とは言え、E加さんにそんな失敗談も話しながら、次の食事の約束もしっかり取り付けている私なのでした。まったく、りないやつです。

【第四十四話】に続きます・・・。

※当ブログはほぼ私個人(目線)の私見と体験談で構成しています。私以外の登場人物に対してのプライバシーに配慮し演出をかけている場合があります。ご承知おきくださいますようお願いします。
※このブログでは『ライブチャット』は、ノンアダルト『ライブチャット』を表すこととします。

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