三ヶ月の半同棲の終わり
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【第百九十九話】
前回までの恋の鉄人285は。。。) M奈さんとの生活も三ヶ月目に入り、新たな事実を知ることとなります。彼女の父親が、彼女にお金を無心しに来ていたと。彼女の幼い頃に離婚し、ほぼ育児にも参加していない父親であるにも関わらず、そんなことができるのかと耳を疑いしましたが、彼女もその要望に軽く応じているようでした。
彼女と出会って、彼女の棲む部屋での週末生活も、やっと生活リズムができてきて、二人三脚でうまくやれていたことは間違いないのです。彼女にとっては、日常に少し変化があればそれでよかったのかも知れません。でも、私は違いました。彼女に今までの生活を脱却してほしかったのです。よりよい生活をするために、親との関係さえも見直すべきだと思っていました。でも、それは私のような第三者が介入して簡単に解決できる問題ではありませんでした。
父親の問題は、私たちの関係に暗い影を落としました。あれ以降、彼女の平日の生活にも神経質にならざるを得なくなり、週末ごとに「ライブチャット」での収入のことや、両親が変に絡んできていないかを確認することが増えました。逆に彼女は私に対する依存傾向が増しているように感じていました。
ある夜、また彼女が「結婚」や「子作り」の話に至り、以前と変わらず「とにかくM奈が生活を自分で維持できるようになるまでは無理や」と返した私の言葉に、また不貞腐れたと思ったら、キッチンの方に行って仕切りのドアを閉めた途端に「ガン!ガン!」と何かを叩く音が響いてきます。最初はキッチンで何か固い野菜でもカットしているのかと思い、気にも留めていなかったのですが、あまりその音が長く続くのでドアを開けて見てみると、彼女が流し台の下の開き扉を自分の拳で殴りつけていたのです。またその開き扉が分厚くて固く、それを本気で殴っているので彼女の拳は赤く腫れてきています。「もう何をしてるねん!」とすぐにその行為をやめさせ、洗面器に氷水をはって、腫れた拳をつけます。「痛っ!」と言う彼女ですが、そっと触る限り、骨折するところまではいっていないようで安心しました。この彼女の希望が叶えられないことからくる自暴自棄な行動と、私の彼女に望んでいる安定した日常生活との乖離が日々大きくなっていくのを感じていました。
そしてちょうど私たちが出会ってから三ヶ月が経った頃、私の助言を聞き入れて「ライブチャット」の待機時間を増やしてくれているのかを彼女に確認したところ、やはりほとんど改善されていないことがわかりました。私がいることが彼女の自立心の妨げになっているのではないかと思ったこともあり「しばらく俺ら、距離をおこう」と彼女に告げました。彼女にとっても、最近、私がやたらと口うるさくなっていて、しかも彼女の要望は聞き入れてあげられない状況に少しストレスを感じていたであろうし、もちろんすごく不安な顔はしていますが、さほど取り乱すこともなく、この提案を受け入れました。ただ、こちらでの運動のために手に入れたトレーニングウエアやシューズを持って帰ろうとすると「また来るんやろ?なら置いといてぇや」と小さな抵抗をしてみせます。「そやな、ちゃんとできるようになったらすぐ戻るしな」と荷物を元に戻して、その時は月曜日を待たず、日曜日のうちに自宅に戻りました。

自宅に戻って、今まで彼女とやりとりしていたLINEを開くと、なんと彼女がLINEのトークルームから退出してしまっています。「うわ〜、やっとんなぁ…」と彼女に電話をかけますが、電源を落としているのかかからないようです。彼女がこういう極端な行動をとりがちというのは何となくわかっていたのですが、これでは距離をとるというより完全に別れたカップルのようです。しかし、これではこちらからは何ともやりようがありません。しばらくはそっとしておくしかないかとその日にコンタクトをとるのは諦めました。
翌日、仕事から帰って、あらためて彼女に電話を入れるとなんとか繋がって話すことはできました。「別れたわけやないねんしLINEから出ることないやん?」と言うと「うん。なんとなく」と破茶滅茶な答えをよこします。そこから間もなく新しくLINEのトークルームを作ったようで、それからしばらくはそれでやりとりをしていました。別れてしばらくは「ライブチャット」にも顔を見せていたのはわかっていたので「少しはヤル気になってくれたんかな?」と見守っていました。
そこからまた一ヶ月ほどは頻繁に連絡をとらずに見守っていたのですが、以前ほど「ライブチャット」にも顔を見せなくなっているような感じだったので久しぶりに連絡をしてみました。「なんなら、久しぶりにメシでも食うか?」と誘ったのですが「いや、まだいいわ」と断ってきたので「じゃあ、その気になったらまた連絡くれや」と彼女に告げました。そしてそれが、実のところ彼女と私の最後の会話となりました。
私の中では、彼女の中で自分が成長したところを見せられるようになったら連絡をしてくるだろうと、そしてその逆なら連絡はしにくいだろうと思っていました。別れた時のあの状況から変わることができていないならば、幾ら私が彼女と会ったところで状況は良くならないのは見えていましたから、私から連絡することもしませんでした。こうして私とM奈さんの三ヶ月に及ぶ同棲生活はあっけなく終わりを迎えることになりました。
【最終話】に続きます・・・。
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