ついてるのかついてないのか、どっちなんだい?
本日もご訪問ありがとうございます。『恋の鉄人285』です。※このブログに初めて訪問された方はコチラ【第一話】
【第三十一話】
前回までの恋の鉄人285は。。。) 久しぶりに『ライブチャット』以外の場所でで仲良くなったC美さんは、もちろんお金のことでヤキモキする必要のない自立した人だし、デートとなるとその一日はしっかり時間を空けてくれ、彼女と出会って以来、私にとって一緒に過ごせることが、本当に楽しくて仕方ないことでした。
それまで私には、もう『ライブチャット』というバーチャルな空間での出会いしかないのかな、と漠然と思っていました。その中身も非常に危ういものが多く、このまま右に左に振り回されてばかりの人生に不安を抱えていたので、今回のリアルな世界での偶然の出会いを、心から大事にしたいと考えるようになりました。
C美さんとは、前回のデートの後にはもう毎週でも会いたいと思うほどでした。まだ出会ったばかりの女性にあまり執拗な誘いをかけるのもよくない。早る気持ちを抑えながら、焦った感じがバレないようにと、できる限り回数も少なめに、落ち着いた感じのメールや電話を心がけていました。
彼女は普通の会社勤めであることは間違いないのですが、メールや電話が返ってくるのは、大抵結構遅めの時間。「今、友だちと飲んでる」といった内容が多い人で、どことなくプライベートに掴みどころがない印象でした。本人曰く、男女問わず友だちが多く、夜な夜な飲み歩くことが多いと言います。
それでいて、私の誘いにも日程さえ合えばちゃんと付き合ってくれ、もう彼女に心を持っていかれている単純な私にとって、そういう彼女の謎で見えない部分が、少し引っかかるところでもありました。


あれから、大阪の街で何度かのデートを重ね、C美さんといるだけでも楽しい時間が過ごせていました。普段は比較的にこやかな表情でいてくれる彼女。その彼女がふとした瞬間に見せる冷めたような横顔。自信を喪失しているせいか、そんな些細なことにさえ、一抹の不安がよぎります。
さて、お互い、大阪の街はもう勝手知ったるところなので、次回は京都にでも行こうか、ということになり、いろいろ下調べをして、電車と徒歩の組み合わせでと考えると「清水寺」というチョイスとなりました。
大阪の主要駅で待ち合わせ、河原町から清水寺に向かう道中でランチを済ませ、清水の舞台までは清水坂という坂道をひたすら徒歩で登るのが当たり前の行程。この頃は完全に運動不足の私は、当然のことながらぜぇぜぇはぁはぁ。まだまだ20代のC美さんから比べ、体力の衰えが目に見えてひどいです。体力を使い果たして登り切った先に目に入るのが「地主神社」と「縁結び」の文字。清水の舞台より先に、こちらに吸い寄せられました。

季節はすでに初夏。いまさらおみくじでもなかろうとは思うものの、そこはC美さんとの縁があるのかをぜひ図りたいではないですか。
「いっしょにどう?」「私はもうお正月にひいてるからいいよ」
辞意を早々と表明した彼女の横で、深呼吸をして気持ちを整え、お金を納めていざ、ひとつのおみくじをゲットした私。満を持して開いた恋みくじの結果は・・・
『大凶』
いやいやいやいや。ひっくり返りそうになってる私の隣で、笑い転げるC美さん。あまりのショックに近くの枝に結びつける力が入りすぎて半分ちぎれてしまったそのおみくじを尻目に、そそくさと清水の舞台に向かう私。
ある意味、清水の舞台から飛び降りたいくらいの表情で落ち込む私に「まぁそんな気にせんで大丈夫よ」と言いながらどうしても半笑いになってしまう彼女(笑)。でも、そんな一生にあるかないかの不運は出た日のうちに払い落として帰りたいと「八坂さんでリベンジしてええやろか?」と再び八坂神社でのおみくじチャレンジに付き合ってほしいと彼女に懇願。地理的に言えば、帰りの駅に向かう途中で寄れるのですが、時間的にも神社の閉門時間が迫っています。足早に清水坂を下り、八坂神社に向かう私たち。


夕方になって人もまばらな八坂神社に、お参りするよりも先に、こちらは縁結びでもなんでもなく、一般的なおみくじの販売所ではありますが、そこに行って箱を振り、出てきた番号の棚から一枚取り出されたおみくじの結果は・・・『大吉』。
いや、ここは普通なら大喜びするところだと思いますが、先の恋みくじのインパクトが強すぎて、まぁまぁ中和されたよね〜って感じの気分でした。
それなりの距離を歩いた私たちは大阪に戻る電車の中でほぼ記憶がないほど熟睡。私に限っては降車駅でC美さんに起こされてやっと目覚めるほどに深く寝入っていました。
「とりあえず夕食食べて帰ろっか」と、とにかく歩き詰めで足を伸ばして休めたい私たちは、畳のある店がいいなぁと和食居酒屋メニューでの夕食となりました。その頃には側から見ればなんの違和感もない恋人同士のような距離感になっていたはずです。
そんなこんながあった今日も、いつもと変わらず「またね」と軽く握手を交わして別れる二人なのでした。でも私にはあの「大凶」が意味ありげに思えて仕方ありませんでした。
【三十二話】に続きます・・・。
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