相変わらず浮かれすぎる40オヤジ
本日もご訪問ありがとうございます。『恋の鉄人285』です。※このブログに初めて訪問された方はコチラ【第一話】
【第四十四話】
前回までの恋の鉄人285は。。。） E加さんとのコミュニケーションに夢中になるあまり、仕事への対応も杜撰になり、結果、自分にすべてしっぺ返しとして戻ってくるという40代にもなってあまりにも情けない状態。それでもE加さんがいる人生は楽しいようで、まだまだ先が思いやられます。
当時、仕事ではろくな結果を残していない私ですが、E加さんとの2回目のデートの約束はきっちり取り付けているのでした。前回の選んだ店がえらくお気に入りだったようで、「今度も同じ場所でいいよ」というリクエストを受けました。
ちなみに、私がデートに臨む前に気にしていることをここで紹介しましょう。
E加さんの場合は地元の人なので、時間によって、何を食べるか、それ以外に何がしたいかなどを簡単にヒアリングしてからデートに臨む、というくらいで済みますが、遠方での、または遠方から来られる女性とのデートの前は、どこどこを巡るといったコースを3つほど考えて提案します。(もちろん、こちらから遠方に行く場合は自分の行きたい場所を何箇所か入れてあります。)その中でよりその人がいいと思ったコースを選んでもらい、こちら側では実際にかかる時間などを加味して、あとは効率の良い移動が可能な交通機関を選択し、もし途中の施設での時間が思った以上にかかった場合と、逆に早く済んだ場合などを考え、臨機応変に行動できるようにしています。
昔はスケジュールを時間一杯に詰め込んで、その通りに進まなければ苛々を募らせるといったこともありましたが、今はまったくそんなことは気にしません。さすがに時間の決まった映画や食事などに遅れるのはまずいので、その前後は時間に余裕をもった予定にしておくようにしますが、そうでなければその人のペースがあるので、ゆっくり見ようが早足で見ようがまったく問題ありません。
ただ、女性はオシャレに気を遣って服装に合わせた靴を選びがちなので、できれば、よく歩くと思われる(たとえば博物館や美術館などに誘う)場合はヒールのない靴かスニーカーを選んでもらうよう事前にお願いしておきます。逆に、ちょっとリッチなホテルのディナーなどに誘う場合などは(今はホテルにドレスコードなどが厳しいところは多くないとは思われますが)T.P.O.に合わせて服装などを気にされる女性もいますので、それも事前に言っておいてあげた方がいいと思います。
この日のE加さんとの2回目のデートは、前回と同じ、夜景の見えるカジュアルレストランなので、服装などは一切気にすることはありません。2回目ももちろん別の場所を候補にあげていたと思いますが、こうして、再度同じところをリクエストしてくれたりすると、気に入ってもらえたんだと安心できます。とは言え、何年も経つうちに、場所と名前は同じでも、料理の内容や雰囲気が変わる店が多いので、味やサービスが前回の訪問時より落ちていたりするとがっかりしますよね。
この当時は何の考えもなく、初めての食事のお誘いの場合も夜だったりしましたが、今であれば必ずランチにすると思います。もちろん相手の女性の都合が夜にしかつかないとかであれば仕方のないことですが、本来は、お相手が安心できる仲になれるまでは昼に食事して明るいうちにお別れするくらいの方が好感を持ってもらえると思います。これは計算とかではなく、相手の立場で考えた上でのマナーとして考えてください。
え？デートの途中になんでそんなハウツーを挟んでくるのか？いや、正直、初めてのデートの様子は思い出すのにさほど苦労はしないのですが、2回目以降の記憶というのはほぼ薄っぺらくなってしまっています。なんとか状況を再現したいのですが、あまりに思い出せないのでつい・・・(笑)。
唯一、この日の記憶として覚えているのは、この店でE加さんが選んだメニューでキャラメルフォンデュがあったのですが、基本的には彼女にメインで食べてもらうために頼んだもので、美味しそうな顔でキャラメルのからんだフルーツを頬張る彼女の横顔を見てるだけでほっこりしていたのです。ですが、さすがおっさんキラーのE加さん。不意に自分の食べていたフォークにフルーツを刺し、キャラメルをからめる(シャレかいw)と私の口に押し込んでくるのです。小学生の時代なら周りから「間接キッス！！」とやんややんやの大騒ぎになるところですよ。(こんなことだけは覚えてるんですね。ほんま、おっさん、やらしいですよね(笑)。)もうその瞬間、何が起こったか脳みそはパニックです。前回プレゼントしたアクセもきちんとつけてくれているし、唐突にこんなことしてくるし、もうこの人、何者なんでしょうね？いやー、当時は「もしかしたらこれほんまに私らうまくいっちゃうんじゃないの」的なことを考えましたよ！で、どうなるの？いやーまだそれは言えませんな(笑)。
そんなこんなで、2回目のデートも実現できたし、相変わらずの距離感で接してくれるし、「これ、もう告白いけるんちゃう？」と思ってたとは思うんですけど、そこは焦ったらダメと自分に言い聞かせて、この日も、40のただのスケベオヤジだけどクールダンディなジェントルマンのふりをして、きれいにお別れをしました。
またやられとるやん？もちろんですよ。もうフニャフニャですよ。さて、3回目のデート、どうなるんでしょうねぇ・・・。
【第四十五話】に続きます・・・。
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