クリスマスデート!
本日もご訪問ありがとうございます。『恋の鉄人285』です。※このブログに初めて訪問された方はコチラ【第一話】
【第八十九話】
前回までの恋の鉄人285は。。。) 2回目のデートでは、U子さんが長年欲しがっていたというハイブランドの財布を誕生日プレゼント。そのサプライズにずっとテンションの高いU子さん。そんなコロコロと明るく笑う彼女に、よりいっそう惹かれていくのでした。
U子さんはすでに、京都に住む友だちと別れ、地元に戻っているようで、あらためてプレゼントの感謝のメールが届いていました。「いつまでも大切に使わせてもらうよ」と。ここまで喜んでもらえるとプレゼントし甲斐があったというものです。
ただ、交際している彼女でもないのに、そこまですることもなかったのではないのか?と思われる方も多いでしょうね。もちろんそれが正論だと思います。当時の私は、自分に少しでも興味を持ってもらえただけで、とてつもなく嬉しく感じたのでしょうね。特に、交際までしながら感情を掻き乱されたN歌さんとの一件をきっかけに、心の隙間を埋めたくてウズウズしていた気がしています。もちろん、それは誰でもよかったというわけではありませんが、とりわけこのU子さんとはいっしょに居て、とても楽しく落ち着くし癒される存在で、だからとにかく早く気に入ってもらいたかったのでしょう。


2回目のデートの余韻が残る中で、その後のある日、U子さんといつものように電話でやりとりをしていました。次の月も会おうよって話で盛り上がっています。U子さんが温泉が好きだというので彼女の地元の温泉に行こうかと話していました。ただ、私が週末しか休めないサラリーマン。彼女もサービス業の受付という仕事上、週に平日1、2日の休みしかとれず、連休は前回のような冠婚葬祭絡みでもない限りとりにくいと言います。しかも温泉旅館ともなると遠方から来てまさか日帰りでというわけにはいかない。ただ私とU子さんはまだそんな関係ではありませんから、彼女は家に戻るとなると、せっかくの温泉旅館に夜に私一人が泊まるのも切ないので、この話は一旦、棚上げとなりました。
そうこうしているうちに季節はすっかり秋になりました。今日はU子さん、地元の紅葉を楽しんでいるとのこと。本来なら「できれば1ヶ月に1度くらいのペースで会えればいいね」と3回目の約束をこの時期にとは言っていたものの、なかなかタイミングが合わないまま次回は冬に突入してしまいそうです。奇しくもその頃、以前N歌さんと彼女の地元の映画館で観に行った映画をテレビのオンエアでやっていました。このTV映像を観ながらN歌さんとのいろんな思い出がよみがえります。これがほんとの独りの状況であればもしかすると観れていないかもしれませんが、この時すでにU子さんと、クリスマス前にこちらで3回目のデートをとの約束もできていたので、そんなに感傷的になることもなくあの時は楽しかったなぁと、ただただ思い出に浸ることができました。
そして迎えたU子さんとの3回目のデート。今までは、研修や友だちの結婚式のついでにこちらに来ていたものですが、今回は正真正銘、私に会うためだけにやってきてくれたのです。クリスマス前のこの時期、外は結構な寒さだったと記憶しています。
新大阪。朝早くの新幹線に乗ってやってきたU子さんは降りて来るや否や「渡すものがあるのよ」とおもむろに紙袋を私の手に。開いてみると柔らかい生地のマフラーが出現。「つけてみてよ」と促され、さっそく身につけてみた私を見て「似合ってる~、よかった」と微笑むU子さん。「今日から使って」と言われた通り、そのままつけて今日のデートに臨みます。

「おなかすいた~」と言うU子さんを、キタに着くまで我慢、と諌めて降り立った大阪駅。いつも行く店を考えている私に遠慮してか、U子さんが「なんとなく決めてプラッと入ろうよ」と目の前の百貨店のエレベータでレストラン街に上がり、彼女がなんとなく選んだうどん店で彼女が“鴨なんば”、私が“鳥なんば”を食べて温まりました。
お腹が落ち着き、U子さんが一服終わらせたところで、彼女をあのHEPの観覧車に誘いました。彼女にしてみれば「観覧車?あやしい・・・」と思ったことでしょうね。平日なのでさほど並ぶこともなく、彼女を車中に誘いました。でも、まだ付き合いもしていないカップルが乗るあの観覧車内の異様な空気ったらありゃしないですよね(笑)?U子さんの警戒感MAXの中、私もバッグからあるものを取り出します。そう、お得意の海外ブランドのアクセサリー・ネックレス。クリスマスのプレゼントとしてです。もちろん彼女は喜んで受け取ってくれたのですが、前回の財布の興奮からすれば「ちょっと温度差があってゴメン!」とネックレスをつけながらU子さん(笑)。観覧車の演出は、純粋にクリスマスプレゼントを渡す空間として選んだだけで何かを計算していたというわけではなく、もちろん終点まで何事もないまま次の目的地に向かいます。


次はU子さんが前々から行きたがっていた「海遊館」。まるで前カノのN歌さんとのデートをトレースするかのようなコースです。N歌さんとの時は週末で入口に長蛇の列ができていましたが、さすが平日は人もまばら。もちろんN歌さんの時のようにベタベタすることもなく距離を保って歩いており、U子さんは淡々と自分の見たいところで自分の見たいものを見ているという感じです。週末とは比較にならないぐらい空いていたことも手伝って予定より早く館を出ました。
最後は付近の施設で行われていたアニメ・漫画の展覧会。2人の共通の楽しみでもありました。展覧会自体は、最初のコーナーでかなり壮大な作り込みがあってからは段々とスケールが縮んでいき、期待したほどでもない感じで終わってしまいました。特に感想もないまま、U子さんと各々お土産を携えて展覧会会場を後にしました。
仕上げはディナーです。U子さんにはサプライズとして夕食の場所は言わないでいました。そして満を持してその場所にたどり着いた時、U子さんは「え〜」と少し困惑の表情を浮かべていました。場所は大阪でも屈指の高級ホテル。今日はたくさん歩くからと彼女はどちらかというと動きやすいアクティブなスタイルでやってきています。そのスタイルとこのゴージャス感がそぐわないと「アタシが恥かくのよ~」とムッとしてしまったというわけです。もちろん、そこまで型式ばらないようイタリアンを選んでいるのですが「今度からはちゃんと教えて!」ときつく釘を刺されました。反省です。
もちろん、食事の内容には満足してくれたU子さん。今回も楽しく過ごせました。新幹線の改札でいつものようにハグでさよならをした私たち。私もせっかくのクリスマスということで久しぶりに嗜んだお酒のせいで帰りの電車内では睡魔に襲われていて、彼女からのメールで目を覚ましました。プレゼントにしのばせた「手紙を読んで泣きそうになった」とあります。自分でも何を書いたのか正確には覚えていないですが「いっしょにいる限りは幸せでいてほしい」などとキザっぽいことを書いような気がします。それだけメロメロになっていたんでしょうね。こうして、私たちの関係は特に進展することもなく、年の暮れは過ぎてゆきました。
【第九十話】に続きます・・・。
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