【恋鉄・恋愛ブログ】第七十話〜幸せの終わり

冷たいstory

天使が消えた

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【第七十話】

前回までの恋の鉄人285は。。。) 
久しぶりにN歌さんと会う日がやってきました。ただ、その日を迎えるまでも、それまであった私への熱量がずいぶん下がっている感じはありました。顔を見ればまた情熱は戻ってくるかも知れないという淡い期待も虚しく、なんだか終始彼女の表情は冴えないまま。私が帰る日もずっと寒そうにする彼女を心配して「先に帰る?」と促すと「いっしょにいるのが嫌になったんやろ?」と不貞腐れたまま帰って行ってしまいました。

久しぶりにN歌さんの地元でのデートを楽しみにしていましたが、今回はなんだか不自然な態度ばかりとる彼女。せっかくの最終日も天候が悪く、傘をさしての移動が続き「寒い寒い」と言う彼女の体調を気遣きづかったつもりで「先に帰る?」というと、そのまま本当に帰ってしまいました。
今まで私にはそんな態度を見せたことがなかっただけに、余程よほど私が気に入らない態度をとってしまったのかなぁと、その真意を聞きたくてまだ電車を待っているであろう彼女に電話をかけますが、出る気配はありません。どうしようもない私は、予定の新幹線を数時間繰り上げて帰るしかなくなりました。
新幹線の中から、また地元の電車からも「何か気に入らないことでもあった?」といった内容のメールを何通か送ってみましたが、なしつぶてです。私にも思い当たるふしがないだけにモヤモヤがおさまりません。家に帰り着いたタイミングで電話してみましたが、やはり出ません。昨日まであんなに楽しかったのに、そのギャップに苦しみます。
精神的にも肉体的にも疲れてしまって眠りにつきかけていたその夜になって、N歌さんからやっとメールが返ってきました。それによると「やはり、子どものことや、元嫁のことを気にしないでおくのは無理だった」「携帯をのぞかれたことがショックだった」というような内容が書かれていました。その結果、「もう会えない」と結んでいます。誰が見てもえらく乱暴なまとめにしか見えないこの話に納得いかず、遅い時間ながらN歌さんに電話をかけます。


「・・・なに?」と、三度かけ直してやっと出たN歌さんの声は、明らかにあの仲良かった頃のほがらかで明るいトーンとは異なり、突き放した感じです。何を聞いてもメールの内容をただただ繰り返すだけ。正直、寝落ちしかけに聞かれた家族の話など、なんて答えたのかほとんど覚えてもおらず、その時に言われた子どものことや、元嫁のことを気にせずにはいられないと言われてもこちらもピンとこないのです。そして、電話の最後に彼女は「最初会った時の気持ちとは明らかに自分の中で何かが違っていた」と言ったのです。すべてはここに集約されているのでしょう。
ここからはまた推測でしかないのですが、私と離れている間に、元彼が、彼女と寄りを戻したいがためにどんどんしおらしい態度になってきて、それを“可哀想”と表現しだしていた頃から気持ちがらいでいたのだと思います。でも、このまま私と別れるとなれば自分がただただ悪者になってしまう。それは嫌だったのでしょう。私と会っている間にもちょこちょこ連絡を取り合っていたのは、多分元彼とではなかったのかと思います(もしかしたら新しい職場で出会ったまったく新しい存在かもしれませんがそこはわかりません)。最後に私に会っておいてあげようと考えたのか、もしかして会えば気持ちが戻るのかを確かめに来たのか、いずれにしても、私ときちんと別れなければ次へ進めないと考えての行動だったのでしょう。というのも、私と最初に会った時に「彼氏ともし別れるとなったらどう言うの?好きな人ができたから別れてほしいって言えるの?」と聞いたら彼女はこんなことを言っていました。「わざと喧嘩になるように話をもっていってその勢いで別れようと思う」と。つまり、元彼にやったことを私もやられたという、これはいわゆるブーメランなのです。

人にやると返ってきますね(画像はイメージ)

でも、当時の私にはそんな冷静に物事を判断する余裕などありませんでした。当時は元彼と寄りを戻したんだと思っていたので、それであればこちらにも戻ってくる可能性も考えられると、時間があればメールや電話で彼女に再構築をアピールをし続けていました。確かに、日に日に彼女の対応は、氷のような冷たさから少しずつではありますが、柔らかくなってきていたように思います。ただ、そんな女々めめしい状態を長く続けるのにも限界を感じていた私が「もういっそ、私と付き合ったのは間違いだったと言ってくれ」と彼女に言うと「いや、それはないよ。私は間違いで付き合うなんてない」と言われ、少なくとも「その時は本当に好きだった」という彼女の言葉をかてに、もうN歌さんに連絡をとるのはやめることにしました。
女々しくてもN歌さんに連絡をとって彼女の声を聞けている間はまだよかったのですが、ケジメをつけて一切の連絡をった途端、本当の地獄が待っていたのです。こんなことになるまで毎日のように朝の通勤時・昼休み・帰宅時と、常に連絡をしていた相手が突然いなくなるのです。毎日目にする見慣れた光景、道・信号・踏切・駅・店舗とどこを見ても彼女の声がリンクしてしまいます。耳鳴りのように彼女の声が頭の中にめぐってしまうのです。その声がもう聞きたくても聞けないと思うと、叫びたくなるほど精神的にもかなりきつい状況におちいりました。また情けないのは、彼女とのホットラインとして活用していた携帯を解約しに行く時。解約金も結構な金額でしたが、携帯が目に入るたびに思い出すのはそれ以上につらかったのです。
そうしてN歌さんとお別れして、数ヶ月が経ったその年末。唐突にN歌さんから「あの時は楽しかったな〜。もう会えないのかな〜」とショートメールが届いたことを覚えています。どういう気持ちでそれを送ってきたのかは定かではありませんが、やっとN歌さんロスの苦しみから解放された時期でもあり、それに私が返信することはありませんでした。


さらに数年後、まだLINEが主流になり始めた初期の頃、電話番号があれば自然とつなががってしまうという現象がありましたよね?そこにN歌さんの名もありました。当時、タイムラインというものにブログのような記述ができるようになっていて、そこに彼女の「結婚した」「新婚旅行へ行った」というような書き込みと写真がバンバンとアップされていきました。過去のこととはいえ、あまり目にしてもいい気分にはならず、非表示にして見ないようにいるうちに、リストからも自然と消滅していました。
もう今や、彼女がどうされているのかはまったくわかりません。

これが『ライブチャット』の世界で私が初めて交際まで発展した女性との顛末てんまつです。実質の交際期間はそんなでもなく、チャットの友人としての期間の方が断然長いのですが。そして、女性の方から興味を持たれ、また興味を失くされたのも向こうからです。当時でも私はすでに40代のおっさんで、彼女は20代前半。いい歳して威厳いげんなど微塵みじんもなく、彼女の思うままに振り回されていたわけです。こんな勝手マイペースな人いる?てな具合の自由度ですが、今思えばこれがB型女子との初めての出会いであり、こういうこともあり得ることをこれも初めて経験させてくれた人です。つまり、こちらに落ち度があろうがなかろうが、相手の気持ち次第で別れなきゃいけない時もあるんだということです。そこをいちいち「そんな勝手な」とか「今までの思い出をどうしてくれる!?」とか文句を言っても始まりません。嫌なものは嫌なんですから、理由を求めたって仕方ないのです。
さすがに当時はまだ気づけてなかったのですが、このあたりから少しずつ、私の考え方も変わり始めたような気がします。ダメなもんはダメなんだからさっさと見切りをつけて次へ行けと。B型女子の面白さにも気づかせてくれたし、そういう意味から考えても、やはり彼女にもありがとうという気持ちしかないです。はい、気持ちを切り替えて、次へいきましょう!

【第七十一話】に続きます・・・。

※当ブログはほぼ私個人(目線)の私見と体験談で構成しています。私以外の登場人物に対してのプライバシーに配慮し演出をかけている場合があります。ご承知おきくださいますようお願いします。
※このブログでは『ライブチャット』は、ノンアダルト『ライブチャット』を表すこととします。

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