【恋鉄・恋愛ブログ】第七十七話〜パートタイムラバー(前編)

ネガティブstory

幸せが怖い

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【第七十七話】

前回までの恋の鉄人285は。。。) 
いつものように『ライブチャット』で仲良くなったのはO夏さんという女性でしたが、実は既婚者。旦那さんとは職場が離れて、別れて暮らしているものの仲が悪いわけではありません。でも、何度か飲みに行くうちに、ついに禁断の関係に。しばらくはその関係に身を委ねていた私たちでしたが、良心の呵責かしゃくに耐えかねて距離を置くうち、自然消滅するのでした。

N歌さんとの苦しい別れ(【第七十話】参照)を経験して以来、一人の女性にまっすぐのめり込むなんてことはしないでおこうと、なるべく複数の女性と同時に親交を深めていくようにしていた私。
そんな中、割と以前から『ライブチャット』で知り合いになっていて、定期的に話す人に、i美さんという女性がいました。
自称引きこもりで、知り合った当初から、外に出て働くことができない“パニック障害”を持っているらしく、『ライブチャット』でしか生計を立てる方法がないと言っていました。前回いっしょにUSJデートをしたK乃さん(【第七十二話】参照)もかなり大きな心の病を患っていましたが、i美さんの場合は、以前結婚をしていた時の心の傷のようです。義両親から子どもがなかなかできないことを叱責しっせきされ、挙句あげくには離婚をいられ、それが主な原因になったと。一人になっても精神的に立ち直ることがなかなか難しく、自傷癖じしょうへきが抜けなかったとも言います。もちろん病院にもかかっているようですが、少しお金ができたらデザインタトゥーを入れたりして「痛みが少しずつ快感になってきてる」などと怖いことを言ったりします。


そんな彼女も、もともとはそんな陰鬱いんうつな性格だったわけではなさそうで、『ライブチャット』で話している間は、普通の女性となんら変わりはなく、もしかしたら処方されている薬などのせいもあるのかも知れませんが、なんなら普通より明るい場面があったりするくらいです。前出のK乃さんと知り合ったことがきっかけで、心に傷を負った人がいるとお節介心せっかいごころが出て、なんだか放っておけなくなっている私がいました。
前回のO夏さんとの禁断の関係(【第七十五話】参照)が消滅して、新しい職場にも慣れた頃、とうのi美さんとも知り合ってから相応の時間が経過。かなり信頼関係が築けたかなと思ったところで彼女を外に誘ってみました。仕事でなくても外に出ることはかなり勇気のいることのようで「もちろん今すぐでなくても、行けそうな時で」と言い、彼女の勇気が出るのを待っていました。
ある回の『ライブチャット』の時に「何とか行けそう」との返事をもらいました。「チャットでもそんなに稼げてないからおごりでよろしく」と言う彼女に「あさめし前よ」と返し、約束の朝を迎えます。たまたまですが、前出のZ子さん(【第七十三話】参照)同じく、i美さんも、私の沿線内の少し離れた地域に住んでいるようで、沿線の電車を乗り継いで少し遠回りをし、彼女の最寄駅に立ち寄ります。ホームに彼女を見つけました。「よ!」と声を掛けると「待っている時間もつらいくらいよ」と久しぶりの外出と初めて顔を見せる私に緊張が隠せない様子。その駅から大阪のキタまでは半時間くらい。電車に隣どうしで座り、いろいろ話しているうちに、彼女の緊張も少しずつほぐれていったようです。

マスクなしで電車に乗れる日がまた来るのでしょうか(画像はイメージ)

休日ということもあって、キタは人出が多いようです。ランチタイムでもあり、平日はさほど混んでいない店舗まで列を作っています。私たちの目的の韓国料理の店もけっこうな行列です。やっと店に入りオーダーする頃には、人にも慣れ、だいぶ緊張のけたi美さん。客の多いざわつく店内で『ライブチャット』の話などを割と大きめの声で話しだすもので、つい周りを見渡してしまう私がいました。くっ付いては離れを繰り返す今までの私の恋愛エピソードを聞いて「アタシと言い、ろくなオンナと出会ってないなぁ」とあわれんだような目を向け笑うi美さん。「アタシももう幸せになることをあきらめた。逆に幸せを感じると怖いし」とも言います。なんだかちょっと物悲しい。
ランチのあと場所を変えてお茶をし、あまり長時間の外出はつらそうなので、早めにi美さんを家に帰すことにしました。乗ってきた逆の電車に乗り、また半時間ほど揺られ、降車した駅の改札を抜けて手を振るiさんを見送り、私も同じ沿線の電車を乗り継いで自宅に戻りました。


その後も多方面の女性と『ライブチャット』を楽しむ中に、変わらずi美さんもいました。やはり久しぶりの外出はどっと疲れたようで「やっぱり慣れないなぁ」とらしていました。さらに時間を経て、こちらの仕事でのバタつきがやっと少し落ち着いた頃。チャットでi美さんと話していて「見たい映画があるんやけど行かへん?」と久しぶりに声を掛けてみました。初見はとって食われるような不安を抱えていたiさんなので、もう行きたくないと断られるかと思いきや、前回のデートで少しは安心できたからでしょうか、「じゃあ、行こうか?」と案外素直に応じてくれたのでした。
休日に、彼女と合流し、前回と同じルートでキタへ。まずはランチということで今日はインド料理の店へ。前回よりも少し早い時間に待ち合わせをしたおかげで待つこともなく店へ。でもさすがに休日だけあって、しばらくすると店はあっという間に満員となっていました。同じビルの上階の映画館での鑑賞なので、ゆっくりランチを堪能たんのうして映画館へ。そう言えば、こっぴどくフラれたN歌さんの地元で彼女といっしょに観た映画が映画館で見た最後の映画だったなぁと感慨深い思いを抱きつつ、2時間ほどの上映時間も、コメディなので特に感想の残る内容でもないものの、さほど退屈することなく終了。i美さんも「面白かった」とのことでひと安心。その後、いっしょにお茶をしている時も、相変わらず投げやりなことを言いがちなのは変わりませんが、前回よりはリラックスして過ごしている彼女を見ているとこちらも楽しく、また会いたいな、という気になるのでした。

【第七十八話】に続きます・・・。

※当ブログはほぼ私個人(目線)の私見と体験談で構成しています。私以外の登場人物に対してのプライバシーに配慮し演出をかけている場合があります。ご承知おきくださいますようお願いします。
※このブログでは『ライブチャット』は、ノンアダルト『ライブチャット』を表すこととします。

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