【恋鉄・恋愛ブログ】第百四十五話〜登場人物のおさらい５

Ｄ子さん【第百十七話】から登場。
『ライブチャット』ではあまり出会わない東海地方出身の20代半ば(当時)Ｄ子さん。彼女とも完全に友だち感覚で仲良くなっていたので、割と積極的に食事の約束にも応じてくれていた女性。デート自体は名古屋名駅周辺でとなり、私自身、あまり名古屋に出入りする機会もなかったので、とても楽しみにしていた。特に名古屋港水族館は見応えがあり、いい思い出となった。しばらく仲良くしていたが、ちょくちょく連絡する間柄でもなかったのでご無沙汰しているところに連絡があり、同じ会社の男性と結婚が決まったとのことだった。友だちとしてもちろん祝福するのだが、彼氏ができたとか、結婚するとかの連絡があると、こちらからは連絡がしにくくなるのでそれっきりになることが多く、一抹いちまつの寂しさを感じるものである。

Ｈ華さん【第百二十話】に登場。
こちらの女性も、出身は北部で、住まいが東海地方の当時20代後半のＨ華さん。めちゃくちゃ生真面目きまじめな女性で、今まであまり恋愛ではいい思い出がないと嘆なげいていた。話す頻度が高くなり、ある日、彼女の方から「大阪へ遊びに行ってもいいですか？」と持ちかけられる。『ライブチャット』で話していても割と投げやりな発言が多く、なとなく危なっかしくも感じていた。だからこそ、遊びに来た彼女の「やりたいこと」をすべて叶えてあげるべく奮闘ふんとうし、遅くならない時間には帰す段取りをした。その後『ライブチャット』で久しぶりに姿を見たので話しかけてみたが「私に話しかけてくるなんて誰かにフラれたんですか？」などと皮肉を言ったりするくらいなので特に問題ないのだろうと思って、またしばらく話さないうちにチャットからもLINEからも姿を消していた。最後に話した時に故郷に帰るという話もしていたので、もしかしたら地元に帰って落ち着いたのかもしれない。

Ｆ世さん【第百二十二話】に登場。
パートナーを病気で亡くされた未亡人で関西出身の30代半ば。子どもたち３人のママでもある。しかし、元々旦那が家庭を顧かえりみない生活をしていたため、亡くなったとて特に悲しがることもなかったという。子どもの話などで意気投合し、彼女の家の炊飯器の調子が悪いといった話から、いっしょに家電屋さんに行くというのが最初のデートとなった。お気に入りの炊飯器を購入し、その後２人で夕食へ。久しぶりのこういったシチュエーションに戸惑とまどいながらも楽しんでくれていたよう。口直しのスイーツを食べている時などは、まるで付き合っているような距離感になっていた。その後、何度か連絡はやりとりしたものの、彼女の境遇を考え、これから交際するとなると私の年齢から考えても経済的に３人の子を支えきるだけの余裕がないと感じ、始まる前に身を引いた。

Ａ美さん【第百二十三話】に登場。
こちらの女性も関西出身の30代半ば。自ら美容関係の仕事でオーナーを勤められている敏腕びんわんキャリアウーマン。そんなビジネスの話はいつも興味深く、話を聞いていても飽きることがない。いつか飲みに行けたらいいねとは言っていたものの、そんな彼女は多忙ゆえに話半分で聞いていた。するとある日、明日の日曜の晩に時間が取れるとの連絡が。急なことすぎてこちらに心の準備もできていないがもちろん応じた。飲みが進むにつれて、酔っているのか彼女の距離感が半端なく近い。こちらも気分はアガるが、紳士を装よそおいこの日は素直に彼女を見送った。しかしその後、彼女の態度はツレなくなり、挙句、チャットにも応じてもらえなくなる。根本的な原因は不明のまま。